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神戸の味も体験してみましょう

神戸にはおいしいものがたくさんありますが、多くは外国からきた味ということになります。神戸牛ももとはといえば、肉を食べる風習を外国人が持ち込み、それを日本人の舌にあわせて開発してきました。
それでは、神戸ならではの味とはいったいなんでしょう。
まず上げられるのは、神戸の春の味「いかなごのくぎ煮」です。毎年2月の末になると、いかなご漁が解禁になり、明石海峡大橋周辺に小船が集まります。

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5月までいかなごが獲れますが、いかなごの稚魚であるシンコは3月いっぱいまでしか獲れません。これを佃煮にするのです。体長3cmほどのいかなごを砂糖や醤油で煮ると、「く」の字のように曲がるため、「くぎ煮」の名前がついたといわれていますが、正確なところはわかっていません。水揚げされたばかりの新鮮なシンコを使い、その午前中に市場やスーパーの店頭に並びます。それを神戸の主婦は買い求め、自分の家で佃煮にします。3月になると、神戸の住宅地はいかなごを煮る匂いに包まれます。また、自宅でつくるため、その家のレシピがあり、少しずつ味わいが違います。また煮方にもコツがあるので、上手な主婦はたくさん炊いて、近所や親戚に配り歩き、場合によっては遠くの親戚や友人にも送ります。いかなごのくぎ煮は白いご飯にもおいしいですが、意外にもお酒のおつまみにも合います。神戸のお土産としても喜ばれています。
神戸は関西圏なので、お好み焼きの店も多いのですが、そのメニューに「そばめし」というのがあったら頼んでみましょう。これは長田区が発祥といわれており、焼きそばと冷えたごはんを鉄板で焼いて、細かく刻んだものです。関西らしく、煮込んだ牛スジ肉を加えるお店もあります。神戸のスーパーでは、ごはんを加えればそばめしになる冷凍食品や、そばめし専用のソースも売られています。食べて気にいったら、ソースをお土産にしましょう。
関西の粉もので忘れてならないのはたこ焼きですが、神戸には「明石焼き」があります。明石焼きとは、たまごや小麦粉、浮粉、だし汁、たこなどを混ぜ合わせ、たこ焼きのように焼きます。たこ焼きとは違い、柔らかい生地のため、焼き上がりはややつぶれたような形になります。これをだし汁につけながらいただきます。見た目よりも上品な味わいで、ふわふわとした卵の食感、プリプリとしたたこの食感を楽しむ軽食です。もともとは明石が発祥の地でしたが、今では三宮でも明石焼き専門店があります。おなかに余裕があれば、ぜひ味わってみたいですね。