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神戸の街を満喫しましょう

神戸といえば、エキゾチックな街並みが魅力のひとつです。開港と同時に、外国人が住み始めます。現在、旧居留地と呼ばれる、三宮と神戸港に挟まれたエリアに異人館を建て始めました。さらに20年ほどたつと、経済的に豊かな外国人が見晴らしのいい、山の手に住居を構えるようになります。それが北野町の異人館街の始まりです。この北野のエリアは、1980年に、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。北野の異人館は数が多いので、あらかじめガイドブックなどで見たい異人館をいくつかピックアップしておきましょう。また坂道に異人館が点在しているので、一度北に上り、下りながら見て歩くのがおススメです。それぞれの異人館には特長があり、寄棟造り、切妻造り、黒桟瓦葺き、バルコニーに展望塔と、明治時代の建築を楽しむことができます。建築の詳しいことはわからなくても、風見鶏がついていたり、煉瓦造りの家があったり、淡いグリーンの壁、石のポーチなどを見て歩くだけでも、すっかり外国に来た気分になれるでしょう。また、カソリックの教会やモスク、ジャイナ教の寺院などもあり、このエリアが外国人の生活に密着していたことがうかがえます。
神戸の街が歴史の表舞台に出てくる、最初の大きなポイントは、平清盛が兵庫区福原に遷都をした1180年です。福原から平野にかけては平家の邸宅が点在していたそうです。そのうちのひとつが、平野町に残る雪の御所跡です。ここは小学校があり、その校庭から御所の石垣や掘り出されています。皇居は、この御所の北側にあったそうです。たった6カ月間だけですが、ここに都が置かれました。また、神戸港沖の和田岬には、平清盛が埋め立てをしては失敗をした話も残っています。現在、神戸の海には、ポートアイランドや六甲アイランドなど埋立地がありますが、それは平清盛が夢見た街づくりをなぞっているかのようで、歴史の不思議さを感じます。また、今は三宮が神戸の中心地でしたが、古くは、この福原を中心として発達してきました。その後、源平の戦いの地として、鵯越え、須磨や舞子の古戦場が有名となります。
また、古代には、三宮にある生田神社は神功皇后が朝鮮半島から帰還する際に、神戸の沖で船がすすまなくなり、神意を問う占いをしたそうです。その際に、活田長峽国(いくたながおさのくに)の地に稚日女尊(わかるひめのみこと)を祀るように宣托され、それが生田神社となりました。生田神社は三宮からすぐですので、お参りするのもいいでしょう。

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